耐圧板工法

家の一部が傾くことを不同沈下といいますが、

不同沈下が起きた場合の対処工事を先日、実際に行いましたのでご報告します。

家が一部傾くことにより、サッシがきれいに閉まらなくなったり、

排水管に不具合がでたりしますのでできることなら解決しとほうが良いですね。

諫早市は地盤が強くないところは多いので似たような事例は多いかもしれませんね。

今回、行った対処工事は耐圧版工法というもので家の傾斜レベルを計測しミリ単位で水平に調整します。

基礎の下を掘り起こし車のジャッキアップのイメージでジャッキを入れ込みます。

ジャッキの下には耐圧版と呼ばれる板を敷きジャッキ自体の沈下を防ぎます。

この作業を傾斜の程度に合わせ何か所も行います。

実際にジャッキアップすると基礎と地盤の間に持ち上がった分の隙間が見えます。

2cm程でしょうか。

家が上がったのがわかります。

ミリ単位で調整後、隙間にモルタルを流し込んだりジャッキをはずす前に

鉄骨で家を支え,鉄骨自体をコンクリートで固めます。太い柱を作るイメージでしょうか、、

コンクリートを流し込み、掘った基礎の下を頑強にする作業を行います。

無事、家の傾きはなくなり、正常な状態になりました。

家の状態を把握し、改善個所があれば直して販売させていただいたり、お貸したりすることは

とても大事なことだと思います。

今回の事例の家は室内も大幅にリフォームして販売する予定ですので、仕上がり等、

ご報告いたします。

こうご期待!